きちんとした連絡体制が整っているか?
時間をかけて、納得のいく塾を選ぶことができたとしても、実は実際に通い始めてからのほうが大切です。まず連絡体制が整っているかどうかが問題になります。定期的に面談や説明会などが実施されることは珍しくありませんが、大切なことは必要な時にすぐに相談できる、または連絡が来るというフットワークの軽さです。勉強は些細なことでつまずきがちですが、その対処が早ければ早いほど良い塾ということができます。例えば「今日の授業で理解が薄い箇所があるので、明日早速補習を行います」などといった連絡や相談がすぐにできる環境であれば、全く授業についていけなくなるといった深刻な状況を避けることができます。いつでも気軽に連絡できるかどうかは重要なポイントです。
きちんと見てもらえているか?
大勢の生徒の中に埋もれてきちんと見てもらえていないということも、塾に通っていると起こりがちです。自分の子供が授業についていけていないのに、それを放置されているなら、通っていても意味がありません。つまずいたり、分からなくなったりしている状況に対して、的確に対策を講じてくれるかどうかも良い塾のポイントです。こちらから状況を正して、それから動くのではなく、塾側から現状の報告があり、かつそれに対する対策も提案してくれるなら、その塾は生徒一人ひとりをきちんと見ている良い塾といえます。形式的、機械的に面談が行われるのではなく、必要なときに迅速な対応をしてくれるかどうかが、良い塾を見極める大切な着眼点です。
学習塾選びのポイントは、志望校の合格率です。志望校の合格率が高い塾を選ぶことが合格の近道となります。