事業資金は大きく分けて3種類
事業を運営していくためには運転資金が必要です。事業の立ち上げや資金繰りが苦しい時、多くの事業者は借り入れによる資金調達を実施しています。事業資金は大きく分けて3種類あります。①開業資金。融資を受けようにも実績がないため、開業資金は一番調達することが難しい資金です。②設備資金。不動産購入費用や登記費用、パソコンやコピー機などの設備を購入する費用などが設備資金です。③運転資金。会社が軌道に乗るまでに必要な人件費や仕入れ、家賃や光熱費などといったものが運転資金です。運転資金の融資は比較的受けやすくなっていることが多いようです。では実際に事業資金を調達するためにはどのような方法があるのでしょうか。
事業資金の調達方法とその種類
事業資金を調達するには多様な方法があげられます。①自己資金・友人や家族からの借金。②融資による事業資金の調達。政府系の銀行や自治体、民間の銀行、信用金庫、ビジネスローンなど様々な機関が行っています。どの機関も審査を通過した場合だけ融資を受けることができます。③補助金・助成金による事業資金の調達。国や自治体が行っている補助金や助成金は返済の必要がないため、獲得することができれば返済を気にせず使うことができます。④個人投資家からの出資。⑤クラウドファンディングによる事業資金調達。⑥ノンバンクを利用した事業資金の即日融資。スピーディーに資金調達でき、審査がゆるく資金の用途が自由というメリットはありますが、金利が高く上限額が低いというデメリットには注意が必要です。調達の方法は一つだけに絞らずに、事業資金の用途や金額などをふまえ、様々な方法を使ってみることをおすすめします。
今注目の手法がクラウドファンディングで、事業資金調達とともに自社の宣伝にもなり一挙両得なので多くのベンチャー企業が取り組んでいます。